- じんせい
- I
じんせい【人世】世の中。 浮き世。 世間。IIじんせい【人声】人の声。 人語。 ひとごえ。IIIじんせい【人性】人の生まれつき。 人が本来そなえている自然の性質。IVじんせい【人生】(1)人間がこの世に生きている期間。 人の一生。(2)人間がこの世に生きていくこと。
「~の荒海に船出する」
~意気(イキ)に感ず〔魏徴「述懐」〕人間は金銭や名誉のためにではなく, 自分を理解してくれる人のいさぎよい気持ちに感じて仕事をするものだ。~行路(コウロ)難(カタ)し人間の一生にはさまざまな苦労があって, 容易ではない。~七十古来(コライ)稀(マレ)なり〔杜甫「曲江」〕人の一生は短いもので, 七〇歳まで生きる者は昔から少ない。→ 古希~朝露(チヨウロ)の如(ゴト)し〔漢書(蘇武伝)〕人の命は, 日が出るとたちまち消える朝露のようにはかないものである。~のための芸術〔(フランス) l'art pour la vie〕芸術は人生のために存在して初めて意義があるとする立場。 ギュイヨーやトルストイなどが主張した。~僅(ワズ)か五十年人の一生のきわめて短いことをいう。Vじんせい【仁政】為政者が人々をいたわりいつくしむよい政治。VI「~を施す」
じんせい【塵世】けがれている世。 この世。 俗世。VIIじんせい【蔘精】⇒ 人参エキスVIIIじんせい【靭性】材料の粘り強さ。 材料の中で亀裂が発生しにくく, かつ伝播しにくい性質。 延性・展性が一般に平滑な材料についての特性であるのに対して, 亀裂や切り欠きのある材料の特性。→ 脆性
Japanese explanatory dictionaries. 2013.